みなさんこんにちは!
高木塾の高木です。
本日はケアレスミスについて、書いてみようと思います。
ケアレスミスで4点落とした・・・・けど!意識すれば次は取れるし大丈夫!
というような声をよく聞きますが、本当でしょうか?
僕の所感では、ケアレスミスをする子は同じようなミスをし続けてしまいます。
意識を変える!といっても意識を変えるだけではミスが0にならないのが現状です。
ではどうすればいいのかというと、行動を変えてミスを減らしましょう!ということです。
●ミスのパターンと分析
現在高校3年生の生徒によく言う事なのですが、自分が間違えた答案のパターン分析をすることを勧めています。
知識がなくてわからなかった・知識はあったが応用できなかった・わかっていたのに間違えた
など分類し、ケアレスミスでいうと 【わかっていたのに間違えた】という所に着目します。
例えば、中学生のよくあるミスとして、計算式を途中で間違えてしまい、立式は正しいのに答えが違ってしまう ということがあります。
計算ミスをよくする子ほど
・途中式を書かない、何回言っても頭の中で計算する
・小さいスペースに式を書いて間違える
等々行動がベースになって間違えていることが多いです。
ルールとして
・途中式を書く
・大きく式を書く
とするだけで改善されるケースがあります。このように意識ではなく、ルールで改善できるようにしていくことが大切です。
また、高校生の生徒でも
2択問題でよく間違いが起こる生徒には
ミス事例集を作ることも良いと思います。
すると、
・自分は消去法を使わなかった設問での取りこぼしが多い
・文脈を読み違えている
・時間がないと焦ってしまう
など様々な問題が見つかるはずです。
ケアレスミスをただのミス と認識するのではなく、行動や仕組みで解決しなければならないもの
と認識していただければと思います!
いかがでしたでしょうか?
もし自分ではミスに気づけない どうしてミスをしたのかわからない という方は是非一度ご連絡をいただければと思います!
高木